2005年09月13日

銀座には祭りがない

ちょうど一ヶ月前、私は神輿を担いでいた。深川の富岡八幡の本祭りだ。深川一帯から箱崎、茅場町付近までを練り歩く大きな祭りだ。隅田川の内側のエリアは、その昔から島のあった場所だ。橋がない頃も神輿は川を渡ったのだという。
銀座には祭りがない。神社も寺もない。事務所開きのお祓いをしてくれるのは赤坂や虎ノ門にある神社なのだそうだ。中沢新一の著書「アースダイバー」によると、銀座は、新興の職人達が、なにもなかった新しい土地に住み着いて造り上げた、過去のない街なのだそうだ。なるほど。この無色透明ないかがわしさが皆無な街並のムードは、この本を読めば、その生い立ちからうなずける。

最近、銀座周辺にも人が住むマンションが増えているが、できれば、銀座の中心地には人は住まず、無色透明な街であり続けてもらいたいものだ。

永代橋.jpg
posted by ece at 22:49| 東京 ☁| Comment(5) | TrackBack(1) | 銀座の人々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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